三日目は勝浦から熊野本宮大社、谷瀬(たにぜ)のつり橋、高野山奥の院と山道を巡り、高速経由新大阪駅で全行程800km弱のバス旅行が終わりました。よくまあこんな山道をツアーに組み込んだものだと感心しましたが、ツアー会社は他社のサービスをお互いパクリあうのが当たり前のようで、トラピックスのバスも同じルートで動いてました。
たった三日間なのにお土産として、勝浦で季節外れのサンマの丸干し、熊野本宮でおかげ餅、新大阪で赤福と豚まんを手に入れて帰還した次第。個人旅行ではこんな強行軍はできませんが、先々でゆったりと時間を過ごしたり、美味しいもの味わったりできるでしょうから、個人かツアーか悩ましいところです。
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二日目は奥志摩のリゾートホテルを出発、先ずは瀞峡をジェット船で遊覧、続いて熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、那智の滝、熊野古道大門坂と歩きまわって、最後は勝浦港から小さなボートでホテル浦島へ。このホテル、風呂が6か所もあるような巨大なホテルですが、客をベルトコンベヤに乗せて扱っているような雰囲気の中、夕食は何百人も座れるような大部屋でのバイキング。マグロ解体ショーを横目に、愛情のかけらも感じられない食事で、がっかりでした。
さて、初めて訪れた那智の滝では、2011年9月に紀伊半島を直撃した台風12号の傷跡が未だに癒えず、滝壺直下では重機2台が大きな岩を移動中で、那智大社に至る道沿いの那智川でも広範囲にわたって護岸工事が進められていました。2011年は、3月の東北大地震、7月には只見線の鉄橋をいくつも流した新潟・福島豪雨、9月の紀伊半島豪雨と凄い年だったんですね。
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名古屋で新幹線から近鉄に乗り換え、配給された味噌カツ幕の内弁当を食べて宇治山田へ。後はバスガイドさんの説明を聞き、案内されながら式年遷宮で人々々の外宮(げくう)と内宮(ないくう)を回って一日が終了。居眠りしていても予定が滞りなく消化されるのがツアーの素晴らしいところです。
伊勢神宮の庭園は隅々まで手入れが行き届き、維持管理に相当金をかけていることがうかがわれますし、20年に一回の式年遷宮に要する費用は何と570億円だそうで、宗教法人の集客・集金力の凄さには驚きます。他の神社仏閣でも同様ですが、大衆のためのテーマパークとして何をすべきなのか、その仕掛けを設計する知恵者が昔からいたんでしょうね。
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今年は伊勢神宮の式年遷宮ということなので、1か月前に青春18きっぷで辿ったところですが、伊勢神宮と紀伊半島巡りのツアーで出かけてきます。
予約システムにつきひと言。今回のクラブ・ツーリズムの前に申し込んだトラピックスでは、ネットでの予約処理途中では問題なかったものの、処理が終わろうとする画面で「キャンセル待ち」のメッセージが出て、結局、出かけたい日程での予約はできませんでした。
クラブ・ツーリズムの予約画面には残人数が表示され、申込み直後にその数字が即時更新されていて、トラピックスとのシステムの質の違いを体感できました。
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